『リーシェガーデン大泉学園の日常』~♪中学2年生 職業体験受け入れ♪~
こんにちは♪『リーシェガーデン大泉学園』です。
『リーシェガーデン大泉学園』は、東京都練馬区大泉学園町にある“サ高住(介護付き有料老人ホーム)”です。
このたび、当施設では初めて中学校の職業体験を受け入れました。学校は当施設の近所にあり、数年前に創立 60周年を迎えられています。
11月28日、29日の2日間、中学2年生男子生徒4名が体験に臨みました。
あらかじめ、車いす操作や白杖対応のほかにマナー研修もされてきただけあって、初日の挨拶は非常に礼儀正しく、清々しい印象でした。
体験内容は「高齢者とのコミュニケーション」をテーマに設定し、具体的に傾聴とレクリエーションを体験していただきました。ご入居者様に食堂にお越しいただき、4名がかわるがわるお話を伺います。
生徒さんたちが、やや大きめの声でゆっくりと話そうとしていることから相手の表情やしゃべり方、聞こえ具合に一生懸命気を配りながらコミュニケーションをとろうとしていることがよくわかります。
現役時代に英語と日本語の通訳をされていた方は、ご自身のお話や生徒への質問を中学校で習うレベルの英語を用いてお話してくださるなど、ご入居者様の積極的な協力を得ることができました。
流暢な英語を耳にした生徒さんたちはタジタジでしたが、とても温かく思ってくださったことを感じた、と感想を述べています。
レクリエーションでは、美術部の生徒さんを中心に、ホワイトボードにイラストをかいて何の絵か当ててもらう
ゲームを行いました。「豆腐」「東京スカイツリー」「シャインマスカット」のほかに、「にっこりマーク」を描いてくれました。これにはわけがあります。☺
実は、実習に来る前は高齢者施設に対して「暗い」「湿った感じ」「自由がない」といったイメージを抱いて うつむいた気持ちでいたそうです。
ところが、実際に施設の中に入り、ご入居者様と話してみたら、「明るい」「生き生きされている」「笑いがある」「人と話す、一緒にいることが楽しい」気持ちに変わったとのこと。
それをイラストにして自分たちの今の気持ちを話してくれたのでした。
生徒さんたちの勇気もさることながら、ご入居者様方の若者を受け入れる愛情が伝わったのだと思います。
「にっこりマーク」をみて、体験学習担当の私もホッとすると同時にご入居者様に心の中で感謝したのでした。
リーシェガーデン大泉学園
